SPOON クロスビームバー
(始めに、
剛性アップパーツについてを読む事をお勧めします。)
これは、
明らかにフロントサブフレームの剛性アップを体感できる。
段差などを斜めに超えるときなどに、左右のタイヤがバラつかずに乗り越える感じとなった。
というか、付けるまでは、いかにバラついていたのが分かる感じである。
更に、剛性感のアップ度は、ドアを閉める時の音や感触まで、明らかに変わるほどである。
見た目からも、かなり効きそうだが、見た目通りって感じかな。
ハンドリングは、アンダーにもオーバーにも行かず、特に変化は感じられなかった。
ただ、ブレーキング時にはフロントが安定している気がする。バンプ時のアライメント変化が抑えられたのかもしれない。
乗り心地は、フロントがしっかりするが、突き上げるわけでもなく悪化は全く感じられなかった。
これは、一度つけると外したくないパーツであった。
副作用としては、若干の重量増、最低地上高の低下、オイル交換の際オイルを抜くのが大変になる、
オイルパンの下の空気の流れが乱れる可能性がある、等である。
ただ重量増は、取り付け場所が下回りだし、スチールの割には意外と重くなかった(手で持った感触だと、1〜2Kg?)
ので
殆どマイナスではないと思われる。
しかし有名な話だが、
最低地上高は、かなり注意が必要かと思われる。
車高を極端に下げている車では、道路のマンホールなどを引っ掛けるとかなり重症を負うと思われる。
実際に、25mmの車高ダウンでも、タイヤが減ってくると最低地上高は90mmを切り、車検には通らない。
30mm以上のダウンでは、タイヤの山が有っても厳しいだろう。
また、オイルパン下の空気の流れが乱れそうな為、油温が微妙に高くなる可能性がある。
最近では、それらを解消する為、凝った形の同様の物が、ASMやamis等から出ているが、
価格的に高すぎるので、コストパフォーマンス的に良いと思われる。
以上
X構造の上、クロス部に補強がしてあり、見るからに頑丈そう。
赤丸の部分が、最低地上高になる。出っ張りは、15〜20mm位かな。
車高を下げると、ここの高さが問題となる。
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