ナイトページャー製ワイドトレッドスペーサ
ワイドトレッドスペーサ自体の効果については、かなり詳しく書いてあるので、
至高のハンドリングを追い求めて…を見て下さい。
さて、
至高のハンドリングを追い求めて…に
書いた通りにフロント3mm、リア5mmで好みのセッティングが出たので、
安全性やブレーキローターの熱の放熱性を考えて、割れない物を選びました。
特に3mmの物は結構割れる物が有るらしいので、注意が必要です。
ちなみに私はメーカーの作っている人に電話して聞いてみました。
すると、ナイトページャー製は、3mmでも競技用途に使っても割れない。
サーキットやジムカーナ走行をしても割れない。 絶対に割れない!(笑)と言い切られたので、安心して購入しました。
まず実物を手に取って驚いたのが、軽い事ですかね。 空洞だらけの、アルミ製の安物よりも軽いです。
まあ、回転の中心部に付ける物なので、回転モーメントにはそれほど影響は与えないかもしれませんが、
バネ下に付ける物なので軽いに越したことはないでしょう。
またスペーサの径が、写真のようにピッタリローター径に合っています。 汎用品ですが、専用品かと思う程ですね。
これならば、ローターとの接地面が多く、ローターの熱をうまくホイールに伝えてくれそうですね。
さて、それでは走行インプレです。
軽量化は、正直言って体感はできませんね(笑)。
運転していて特に変わるところは有りません。 まあ、トレッド幅は同じなので当然ですね。
ただ、ハードブレーキングを繰り返してもエア噛みは少なくなったかな?って気はします。
これは個人的には、重要です。
後は何と言っても、
「割れない」という安心感ですね。
今回一番大切なのは、安心感ですから。
ただ
一つだけナイトページャーの欠点を書いておくと、スペーサとハブリングがセット販売なんですよねぇ。
スペーサだけは売ってくれないわけです。
このハブリングというのは、社外ホイールを付けている時に、ハブのセンターを出すための物なのですが、
純正ホイールには取り付けできません。 純正ホイールは、当然ハブ径にピッタリ合うように作ってありますからね。
よってハブリングが入る隙間なんて、無いわけです。
よってスペーサ単体の販売は無いのは、ハブリング代がもったいないですかね。
ハブリングは結構高そうなので、単体でもう少し安く売ってもらえれば言うことが有りません。
まあ、純正ホイールにスペーサを入れる人が、恐らく逆にマニアックなんでしょうが(笑)。
ちなみに厳密にやるならば、ホイールでなくスペーサ自体のセンターを出すために、
3mmでも5mmでもハブリングをワンオフで作ってもらえるそうですが、納期が遅れる上、結構いい値段したので色々考えて止めました。
この判断は、スペーサ自体の工作精度が高いのと、回転の中心軸に付ける物なので、多少隙間が有っても振動は出ないだろうとの予想からです。
隙間と言っても実際に付けてみると写真の程度で、ほぼピッタリです。
(ちなみに、セッティング用に使った安物でも、体感できる振動は有りませんでした)
実際にスピードリミッターが効く速度までは、全く振動は感じなかったですが、それ以上の速度では試していません。
ただ恐らく、それ以上の速度でも体感できるような振動は出ないのでわ?と思われます。
純正ホイールだと、不必要なハブリングが付属してきますが、それ以外は不満も無くお勧めのパーツです。
前にも書きましたが、ちょっとした物をケチって事故ったらバカみたいですからね。
以上
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