副作用は、冬季にはダンボールなどでラジエターを塞がないと完全にオーバークールになること。
F20Cの適温は、78℃±5℃らしいので、ここをキープするようにする。
冬場には、走行中に75℃を超えることはなく、下りでは70度を切ってしまう事も有る。
3/4程ダンボールで塞いでやっと80℃程度になる。
ヒーターは、暖かい風が出てくるまでかなりの時間がかかるし、ヒータを付けると水温が一気に下がるので、
ヒーターとダンボールの面積で調整するのが大変である。
冬季にヒーターを入れていれば、ノーマルラジエターで十分だと思われる。
もしくは、サーモスタットを、少し高温の物に変えた方が使いやすいと思われる。
ただし冬季でも、油温は夏と殆ど変わらなく上がる。 下がるのは、早くなるが。
個人的には、これ以上のラジエターのキャパは不要と考える。
3層にすると、前のオーバーハングが更に重くなるし(水が重い)、エンジンの冷却水だけを冷やしても、
デフオイルなど他の部分が限界を超える可能性があるので、このラジエターのキャパを超えるような状態になったらたらクーリングを勧める。
もし、更に連続して走るならば、エンジンオイルクーラー、ミッションオイルクーラー、デフオイルクーラー等、
他の冷却部分も、キッチリとセットでやらないといけないかも。
またハブベアリングやドライブシャフト等のグリースは冷却できないので、消耗品と割り切る必要があるかも。
以上
写真は、冬季のため、ダンボールを挟んでいる。
ダンボールを2枚用意して、スライドしてその日の気温により面積を変えている。
車から降りられない時は、ヒーター(もちろん外気導入)で水温を調節する。
エアコンのコンデンサとの間にダンボールを挟むと、外からダンボールが見えないので良い。
ただ、ファンが回ると、ファンが苦しそうな音がする。
また、雨の日に長時間走るとダンボールがボロボロになるので、太いビニールテープ等の撥水性の物を貼ると良い。