賽は投げられた



バトル当日:

啓介:「え!!。インテグラって言ってたから、てっきりインテRかと思ってたけど。。。」

涼介:「いや、あれはRが出る前の通称丸目インテって奴だ。不人気ですぐに顔を変えられたマイナー車さ。ただし足廻りはRのが入っているらしい。他はノーマルだ。」

啓介:「…。兄貴、冷静に考えて藤原の運転するインプに、あの丸目インテが勝てる可能性があると思うのか??」

涼介:「啓介、前回のS2とFDの時も同じ様な事を言ってなかったか??」

啓介:「だけどいくら何でも今回ばかりは…。」

涼介:「まあ見てろ。俺だって意味の無い遠征はしない。」

啓介:「チェッ、また、例の超理論派とか言う奴か…。」

涼介:「詳しいことは後で説明する。とりあえず、相手がどう戦うかお前なりに考えてみろ。もしお前がインテのドライバーだとしたら、どう戦うかだ。」

啓介:「考えろっていわれてもなぁ…。わかったよ。一応考えてみる。全く難しいよ、兄貴の課題はいつも。」


大林:「山田さーん、今回は作戦はあるんですか??」

山田:「うーん、とにかく最後のトンネルまでに全て決まるな。トンネルに入った時に、インプを30m以上離せていれば俺の勝ち、離せなければトンネルでまくられて俺の負けだよ。」

大林:「まあ、最後のトンネルの直線はどうしようもないですからねぇ。」



スタート地点 T公園駐車場前ゲート:

拓海:「プロジェクトDの藤原拓海です。」

山田:「再びで悪いけど、一般人の山田です。…。若いね。それ、君の車なの??」

拓海:「いえ、これは親父のです。」

山田:「そっかあ。うわさでは、運転暦は結構長いらしいね。」

拓海:「はい、13歳のときから家の手伝いで。 違法ですけど。。。」

山田:「へぇ。面白い奴だな。俺とは正反対のタイプだよ。フフ、まあダベリは走ってからにするか。」

拓海:「…。」

山田:「ところで、今日も月が綺麗だな。」

拓海:「ハッ?」

山田:「フッ、じゃあそろそろ始めますか。」

啓介:「月? そう言えば、俺とのバトルの時も同じ事言ってなかったか??」

涼介:「…。」

涼介:「藤原、アドバイスを言うぞ。今回のアドバイスは「カプチーノとの戦い方を思い出せ」だ。」

拓海:「え??」

涼介:「フフ、今回は敢えてそれ以上は言わない。後は自分で考えるんだ。啓介とのバトルを見ていただろ。強敵だぞ。」

拓海:「ゴクリ。」
 


続く・・・

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