久しぶりの資料映像
皆さんこんにちは。 練習の方は大分上達しましたか??
アンケートで「ガチで速くなる練習」をずっとしているけど、自分が上手く出来ているかどうかわからないとう意見を多く頂いたので、久しぶりに動画の紹介でもしてみます。
ちょっと遠くまでドライブに言った時に、車の中にカメラを固定して私の運転を撮影したものです。
出来るだけ運転の操作と外の景色の両方が映るようにしてみました。
これは左後の後部座席のヘッドレストの下にカメラ(スマホですが)を固定して助手席を倒しただけですが、意外とこの方法は手軽で画角も良いのでお勧めです。
さて、今回紹介する動画で走った道はほぼ初めて走る道です。
まあ10年程前に2〜3回走った気もしますが、全く道は覚えていません。
初めての道だと大体こんな感じになります。
「舵角一定」というのは今では完全に無意識で行なっているので、この運転も特に意識はしていません。
走り慣れた道だとかなりの確率で決まりますが、初めての道だと今の私の技術ではこれが限界といったところです。
まあ参考になるかどうか分かりませんが、興味がある人は見て下さいね。
(元々動画を公開するつもりで撮っていなかったので、ラジオがつけっぱで失礼)
外の景色よりもハンドルが動く所、止まる所、戻す所に注目してみて下さい。
基本的にコーナリング中にハンドルが固定された様に完全に動かなくなっていれば成功です。 動いていれば失敗です。
更にラインのとり方と、舵角が一定となった時に通るラインを見ると面白いと思います。
まず始めは、成功と失敗がはっきりと分かれている動画を紹介してみましょう。
それでは解説です。
まず一番初めの右コーナーは、典型的な失敗例です。 最後の
11秒辺りで切り足していますね?
ガチで速くなる練習方法 その1に書いたように、まずはこれをしないようにすることが何よりも大切です。
逆に
30秒辺りの右コーナーは、良く決まっています。 このコーナーはハンドルの戻し方がほぼ完璧な感じです。
次の右は完全にハンドルは一定になっていると思います。
左コーナーだと
1分26秒辺りのコーナーが決まっています。
また
2分34秒辺りからの連続コーナーは比較的決まっています。
ちなみに左側通行の日本の公道では、左コーナーよりも右コーナーの方が簡単に感じるはずです。
もしも同じだと感じるならば、
視線をもう一度見直してみるのが良いでしょう。
2分53秒辺りからの長い左コーナーでは、速度は一定なのに前の車との車間が後半縮まっていると思います。
(後半アセルを少し戻しています)
ガチで速くなる練習方法 (序論)
に書いた、仲間とツーリングしている時にこれが出来るようになると、同じ速度で走っていても後ろの車が離れたり前の車が近づいたりするのは、大体こんなイメージです。
他のコーナーも決まったり失敗したりしているので、この運転は総じて70点と言った感じです。
始めはハンドルを切り足していなければ成功だと書きましたが、ハンドルを戻すのが早くても失敗です。
ガチで速くなる練習方法 その2
に書いたように、ハンドルの舵角を
一定で
「長く」切っていることが大事だからです。
この動画ではハンドルを戻すのが早い方向の失敗が殆どです。
つまりもっと小さな舵角で曲がれていたことになります。
30点の減点の半分はこれです。
ハンドルの戻し方で言えば、
34秒や
1分20秒や
1分35秒辺りの戻し方となるのが理想です。
恐らく戻すスピードがかなり速めだと感じると思います。
またもう一つヒントを書いておくと、この練習は
車速を一定で行うのが一番難しくなります。
加減速が無いということは、前後のG変化が無い、つまり前後の荷重移動が無いですね?
他にも定速だと難しい理由は色々とありますが、ぜひ考えてみて下さいね。
今回の動画は地味でかなりマニアックですが、この様な一般公道でも十分に練習できるのです。
更にコースを覚えている道を走る時には、ラインも考えられるでしょう。
ただこの練習を長くしていると、不思議と初めて走る道でも何となく道の先や、取るべきラインがわかってくる「勘」のようなものが身についてくると思います。
公道のレイアウトにも実は法則性があるのです。
運転をする時に「ハンドルを動かさない」というたった一つのルールを加えただけで、コースの先の予測やラインを考えられずにはいられないのです。
この日は1時間ほど撮影したので、一応
大きめのRで長く曲がっている区間と、
小さなRのテクニカルな区間の動画も載せておきます。
同じくどちらも初めての道同様で、全くコースを覚えていない道です。
まあどちらも、75点から80点と言った感じです。 どちらもまだ少しハンドルを動かしているところがあります。
もう少し正確に言うと、完全にハンドルを固定している時間がまだ短いコーナーが有ります。
興味がある人は参考にしてみて下さい。
大きめのRで長く曲がっている区間はこちら。
小さなRのテクニカルな区間はこちら。
それでは皆さん良いお年を!!
(アンケートもお待ちしています)
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